と見せかけて実は二回目。

昨日までのジメジメした天気が嘘のような快晴!張本が仕事を入れたので今日は渚の奇行子と二人だけ。
しかし水平線の上には万里の龍の巣が出来ていた。俺の為に雨雲どいてくれた?
そして風が結構強く、先日スルーしていた海岸には、わずか200メートル位の幅の範囲だけだが、非常に良い波がきておりました。いや、波の良し悪しは分からんっちゃけど。
とにかくその狭い範囲に沢山のサーファーが密集していたので、我々シロートコンビは波が起きるギリギリの端っこで、釣り人と陣取りのせめぎ合いをしながら、海に浮いてきました。
サーフィンむずいっ!!!そして疲れる。
板に乗る前に、波に乗れん。波が来ても方向転換が出来ん。その前に波を見ても乗れる波かどうか分からん。動き出すタイミングも分からん。その前に海面で板に跨って波を待てない。そこでもがくだけで疲れる。そして浜から波の起きるところまでパドリングして行くのがちかっぱ疲れる。
そしてウェットスーツなしでは寒すぎる!!風邪ひく!
でもでも、、偶然やけど、一度だけ凄く良い波がきて何故か乗ることが出来た。(もちろん板に立ったわけではない)「ひょっとして出来るんぢゃないかい?」そう思えてしまいました。こまめに続けて通えばマスター出来そうな気がするので、是非続けたい!
しかし、これから寒くなる一方で、ウェットスーツを買う金も無い。今年は無理かな。
今日も朝7時から11時前まで居ったけど、海に使ってたのは十五分位づつ三回だけ。
まぁ、来年ですよ。ウェットスーツも板もかいますよ。
10時半くらいになると潮の関係か、大きな波が少なくなって、全体的に波の様子が変わってきた。サーファーも少なくなっていた。沖に居たロングボードの連中はぎゃくに増えてたけど。
我々も撤収〜。結局サーフィンと呼べる様な事は何も出来ずに、寒い思いをして、言ってみれば惨敗なのだが、我々の間には何だか充実した雰囲気が流れていた。

今日の場所は砂浜が続いていて波が起きるのも岸から近い浅い所なので安全にもがけた。初めてサーフィンに挑戦した時はひどかった。六年前にオーストラリアを旅行中に野生のコアラを狩りにクィーンズランド州のヌーサという町は行ったのだが、泊まった宿で無料でサーフボードを貸し出していたので軽い気持ちで挑戦してみた。沢山人が居る所は避けようと、ビーチの端っこから一人で果敢に海へ漕ぎ出した。が、全く進めない。寄せる波を越えられない。溺れない様にロングボードに必死に捕まったまま波に流され、岩場に突入。早く陸地に上がろうとしてもこの小さな身体では大きな板を中々コントロール出来ず、やっとの思いで板を波の届かない岩の上に引きずり上げた時には足は血まみれ、浅い切り傷が無数に出来ていた。海岸の辺りでコアラ狩りをしていた人達が心配そうに集まっていた。
あの恐怖を忘れるには十分の時が流れた・・・初体験から六年、いよいよサーフィン本格デビュー!!!




そう言えば前に弐なめはサーフィン始めたって言ってたけど、その後やっとるのか??